低栄養とは
低栄養状態とは、体に必要な栄養が、何らかの理由から摂れない状態のことを言います。
低栄養状態が継続すると体重減少、全身状態の悪化、日常生活動作の低下による要介護状態、閉じこもり、寝たきりにつながりますので、早期に栄養介入する必要があります。
食欲不振を改善する
高齢者のたんぱく質必要量は50歳代の人とほぼ同等の量が必要ですので、
もう年だから少ない量で良いと考えないことが重要です。
食欲がない場合、放置しておかずに、なぜ食欲が無いのかを考えてみましょう。
便秘、不眠、ストレス、運動不足、口腔内の問題など原因を解決できる場合がありますので、できるだけ食欲不振の状態を改善しましょう。
改善方法
1回の食事量が少ない場合は、5回食くらいに分けて摂取するか、補食として栄養補助食品を摂取するのも良いかと思います。
摂食・嚥下障害があると、食事をミキサーにかけます。
その際に加水するので、食べる量が増えてしまいます。
全部食べられないと摂取栄養量が低下して体重が減少しますので、食事は少量高エネルギーになるよう工夫が必要です。
マヨネーズ、ドレッシング、生クリームをつなぎで用いると、高カロリーになります。
お粥や汁物にバターを入れても風味が良くなります。
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