私の施設での既製品介護食の活用方法を紹介します。
各施設で予算や人員の問題があると思うので、施設でできそうなものを考えるきっかけになれば嬉しいです。
嚥下調整食を作ったり、盛り付けたりする際に、どんなことを意識していますか?また、どんなことが課題ですか?
私の課題は
・見た目を常食と同じにしたい
・切り方にはこだわりたいけど、なるべく廃棄するものを少なくしたい
・在庫管理しやすい商品、変わった商品より普段使いできる商品でアレンジしたい
・厨房での盛り付けの負担を減らしたい
・誰が盛り付けても同じになる簡単な盛り付けにしたい(その人の技術に左右されない)
◆クリスマス(クリームシチュー)
<使用商品>
やさしい素材温野菜いんげん / やさしい素材温野菜にんじん / やさしい素材コーン
~ポイント~
献立や食材によっては、見た目を似せることが難しいものもあると思います。
そんな時は、型でくり抜いて可愛くアレンジすることも方法の1つです。
クリスマスの時は、クリームシチューの上に型で抜いた温野菜いんげんをのせ、ツリーを表現しました。
シチューのソースでツリーに線を引いたり、温野菜にんじんやコーンを星型でくり抜いた残りを丸めて飾ると、
さらに華やかになります♪
◆お正月(八幡巻き風)
<使用商品>
やさしい素材温野菜にんじん / やさしい素材温野菜いんげん / やさしい素材ビーフ(ブロック)
~ポイント~
温野菜にんじん、温野菜いんげんを交互に重ね、カットし格子柄にします。
真ん中をくり抜いたビーフにはめると八幡巻き風に。あんをかければ完成♪
★摂食嚥下障害に関する基本的知識から実践的な対応方法、介護食(嚥下調整食)の作り方までご紹介!
摂食嚥下実践ラボはこちら
★そのほかのコラムはこちら
★おすすめのコラムを配信中!